2010.12.27
「作業場」その後
10月にご案内しました作業場ですが、あのガラ〜ンとした作業場が今は所狭しとなってしまいました。
今回は開発案件なので、写真は掲載出来ませんが、10月から試作機の設計→製作→テスト→改造→テスト→改造を繰り返し、
その後、お客様の社内デモ、そしてお客様のお客様へのデモと相成りました。反応は○、喜んでいただけたようです。笑顔でお帰りいただきました。
苦労もありましたが、ものづくりはお客様の笑顔を見るのが、何よりやりがい! ほっと一息です。
その甲斐あって、本機製作のご注文をいただく事ができ、有り難い気持ちでいっぱいですが、1月納期なので超特急で頑張らないと。
では最後にご挨拶を、今年もたくさんの方々にお世話になりました。皆々様、どうもありがとうございました。今後ともご指導、ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。
2010.11.6
『光るタイル』です
『光る○○』第2弾!光(紫外線)を蓄えて暗闇で光る顔料「蓄光顔料」を用いて、今回は1p角タイルに加工しましたので、ご紹介します。
色は3色、左上がグリーン、右側がブルー、左下の16個並んでいるのが、スーパーブルーです。
暗くすると、手袋同様、1p角タイルも見事に光っています。
2010.10.22
「お知らせ」
独立行政法人科学技術振興機構(JST)で公募のあった「研究成果最適展開支援事業 A-STEP【FS】に
この度採択されることになりました。課題名は「水蒸気プラズマを利用した超高温水蒸気炉の作成」です。今までにない高温の水蒸気炉の作成に向け、大学の先生と共同で取り組んでいきます。
2010.10.1
「作業場」
弊社はファブレス企業なので、広い作業場を持っておりませんが、物件によっては(大きな製作物や開発要素を含んでいて守秘義務が発生する場合等)専用の作業場で対応する場合もあります。今回の作業場を見に行ってきました。→→→
2010.7.1
小型加熱テスト機 『 S5 』
7月に突入しました、夏本番ですね。
体調を崩さず元気に楽しく夏を乗り切りたいですね(^-^)。
さて、今回は小型加熱テスト機 『 S5 』 をご紹介します。
外板が「S4」のブラック色とは対照的でこちらはホワイト色です。
弊社サンケイカラーのブルーのラインを入れてさわやかな感じにしたそうです。
また 『 S5 』 はデータをメモリーカードに保存できるとのこと、お役立ちアイテムの1つです。 『 S5 』 先日納入したばかり、そろそろテスト機として働いている頃だと思います。
加熱テスト機をお探しの方、加熱方法やワークの寸法もオーダーメード出来るので
、お気軽にご相談下さい。
2010.6.22
レーザー溶接
炉体の製作をお願いした協力会社には、レーザー溶接機があります。1.0o以下の薄いステンレス板の溶接もお手のもの!
気密性が要求される過熱水蒸気の炉体でも、薄い板が使用できるので弊社としても大助かりです。
写真は0.8oのステンレス板にレーザー溶接してあります。仕上がりもとてもきれいで大満足!
2010.6.2
断熱対策に耐熱チューブ
過熱水蒸気発生装置と炉体の間で温度下降を防ぐため、配管を断熱材で覆う等断熱対策が必要になりますが、弊社では短い配管や狭い場所に取り付ける配管には
写真のような耐熱チューブを用いております。
では写真の耐熱チューブについてご紹介したいと思います。まず左側、こちらは配管ですね。過熱水蒸気が通る 『ステンレスパイプ』 です。
次の2つが耐熱チューブになります。真ん中の青いチューブが 『セラミックフェルトチューブ』 右側の白いチューブが 『シリコンコーティングされているガラスチューブ』 です。
これで短い配管や狭い場所もスッキリと断熱する事ができます。
2010.5.14
『光る手袋』を作りました
光(紫外線)を蓄えて暗闇で光る顔料「蓄光顔料」 を使用して製作しています。
電気を点けて撮影、電気を消して撮影、
手の形が浮き上がっているように見えて面白いですよ。
この手袋は演劇に使用したいというお客様からご注文を頂きました。
どのような場面に登場するのか観覧したい所ですが、遠方のお客様なので残念です。
HPではご紹介しておりませんが、、弊社では蓄光顔料を用いた製品の開発や製作も行っております。
2010.4.16
過熱水蒸気発生装置「SHS Compo S4(エスフォー)」完成間近!
昨年中は大型装置製作で改良がストップしていた「S4(エスフォー)」でしたが、この度完成間近となりました!外板が仕上がってきたと言うことで、一足早く写真撮影してみました。
『 前よりスリムになって、新登場 』 スリムになった分?背が高くなりました。外見もスッキリおしゃれな感じ☆に仕上がっていると思いますが、いかがでしょうか?
機能はもちろんのことですが、外見も気に入っていただけると嬉しいです。
また、今回の「S4(エスフォー)」は【 100V 仕様 】という点も特徴です。より扱い易く、様々なサンプルの加熱テストにご活用いただけると思います。
2010.3.20
試作機製作中!リポート
製作中の所を覗いてみました。壁面にセンサーが貼り付けられています。センサーの先端に白い固まりがあるので、質問してみました。答えは「熱伝導グリス」といって、センサーを壁面に密着させる為に使用しているとのことでした。
密着させることにより温度測定の精度がアップするそうです。
2010.3.13
試作機製作中!
只今、試作機を製作しております。
今回は昨年弊社へ実験に来ていただきましたお客様からのご依頼です。
弊社担当者は毎日頭を搾り、お客様のご希望と少しでも使い易いように仕上げようと装置作りに励んでおります。
2010.1.9
「2010年 寅年」
新年あけましておめでとうございます。
昨年は弊社ホームページをご覧いただきましてありがとうございました。
昨年は思いもかけず、「大型複合加熱装置」設計製作のお仕事を第1弾、第2弾といただきまして、とても有難く、感謝でいっぱいの年でした。
その第2弾製作で夏以降は多忙になり、年末までかかっておりました。
今回のお仕事でも、色々な方々にご協力いただきました。この場をお借りしてお礼を申し上げたいと思います。「ありがとうございました。」
さて、新年になりまして、皆様は今年の目標をお決めになりましたか?
弊社では「より良い仕組み」を考える年!にしていく事になりました。
では、本年もどうぞ宜しくお願いいたします。皆様のご健勝とご発展をお祈り申し上げます。
2009.8.18
「SHS Compo S4」+オプションユニット
今回のS4はトランクから出した状態ですが、前回と比較すると・・・上部に箱形部分が増えています。こちらは過熱水蒸気量を増やすためのユニットです。
このように「S4」は使用目的によってオプションユニットを増やすことができる事も特徴の1つです。
名称のCompoも組み合わせ出来ることから、命名しました。
もう一枚の写真は、大きさが分かるように撮影してみました。一緒に写っているのは、S4の開発及び設計者です。
2009.7.18
過熱水蒸気発生装置 「SHS Compo S4」 改良中!
前にご紹介しました「SHS Compo S4」現在改良中です。ちょっと中身を覗いてみましょう。今回は外部で試運転の為、お出かけスタイル ? ・・・ トランクにお行儀よく入っております。でもかなりピッタリサイズですね。これはやはり、トランクのサイズに合わせて作ってますよねぇ ・・・・・ 「その通〜り」でした。でも、この中に収まるように作るのは結構苦戦したそうです。あと、あの黒い流量計・・・お高いそうです。今回は改良中の試運転なので、試しに取り付けたそうですが、標準にすると価格があがってしまうので、標準品は違う流量計になるようです。
ちなみに、この装置、過熱水蒸気を300℃まで発生できるんですよ!
2009.5.16
過熱水蒸気が凝縮して気体→液体
コンベアーが加熱炉内に入っていく所を写しています。途中から水滴が付いているのが見えるでしょうか?炉内は300℃の過熱水蒸気で加熱されている状態です。過熱水蒸気は無色透明なので見た目には分かりませんが、コンベアーが加熱炉に入った瞬間、温まっていないコンベアーに過熱水蒸気が冷やされて凝縮し水分(気体→液体)になりました。過熱水蒸気を用いた熱処理での特徴の1つとして加熱初期にワーク(材料)温度が急激に上昇することがあげられます。ワーク表面温度が100℃より低い場合に過熱水蒸気が凝縮し、その際に多量の凝縮熱が与えられ、材料表面が約100℃になるまで凝縮は続きます。
2009.4.25
『遠赤外線加熱炉』搬入
ちょっと不思議な人達に目がいってしまうと思いますが・・・この装置が『遠赤外線加熱炉』です。全長4m(前に外枠を運び出しているところをご覧頂いたと思いますが)皆様にご協力いただいて無事搬入を終えました。この日は搬入後の調整作業、私も3日間現場作業に参加しました。装置が出来上がって嬉しいです。この場をお借りして皆様にお礼を言わせて頂いちゃいます。ありがとうございました&お疲れ様でした。
でも、次の装置の製作が待っているので、また宜しくお願いします。次は10m・・・ゴールデンウィークなし?
2009.3.28
過熱水蒸気の当たり方を確認
前回の News では「過熱水蒸気の当たり方」について書きましたが、今回はその当たり方を簡易的に確認したものをご覧下さい。写真左は吹出口がパイプ型、写真右は吹出口がシャワー型です。当たっている範囲に違いがあります。また、12月26News「・・・ふるいから実験容器」のように試験体を容器に入れて、循環させるという方法もあります。条件によって結果が違ってしまう場合もあるので、過熱水蒸気の当て方が重要な試験体もあります。
2009.3.14
過熱水蒸気の当たり方
過熱水蒸気が試験体にどのように当たっているか、試験体によっては重要になります。試験体の形状や大きさも考慮しなくてはいけません。今回は四角い面全体にムラなく過熱水蒸気を当てたいというご要望で四角いシャワーのような吹出口を考えました。穴の大きさも色々検討、いくつか設計して町工場に製作依頼。それぞれ過熱水蒸気の当たり方を確認、写真左の物を使用する事にしました。実験準備完了!
2009.2.24
遠赤外線加熱炉の外枠
今製作中の『 遠赤外線加熱炉 』大田区のいくつかの町工場に部品製作等を協力してもらっています。大田区は町工場が多いので助かります。お世話になってます。
その中の1つ、外枠が完成と言うことで、社長と一緒にちょっとお邪魔してきました。イメージしていたより大きくて、柱の太さにビックリ!いつも事務所で見ているものとは大違い、これは事務所には入らないですね〜。
これからあの中にどんどん色々なものが詰まっていくのです。納期があるので、みんなあせあせ(汗&焦る)ですが、頑張って製作中。私にも、もうすぐ出動命令発令かな。
2009.2.12
過熱水蒸気用コイル(試作品)
こちらは 『 社長力作コイル !! 』 です。
何本もあるパイプを丸い板に溶接!素人・・・ながら、「溶接って楽しいな〜」って回を重ねる毎に腕をあげているみたいです。たまに自画自賛していますから。ものづくりにはアイデアが大事!社長は朝起きた時にひらめくそうですよ。
2009.1.15
工場内で作業中
今回は現場での作業風景を覗いてみました。
遠赤外線機器のメンテナンスやコンサルティングをおこなっている中で今回は「ヒーター省エネ工事」施工中!現場で活躍することもあるんですよ。遠赤外線機器でお悩みがある方は、ご相談下さいませ。
2008.12.26
直径8pのふるいから実験容器
どうしてこの実験容器を製作したかと申しますと・・・
過熱水蒸気をチャンバー内全体に放出するのではなく、試験体にまんべんなく過熱水蒸気が回るようにしたいというお客様のご要望から・・・こういう形にしてみました。 (
最近、加熱処理している○○を「過熱水蒸気で処理したらどうなるんだろう?」って思われている方が急増中!のようです)
2008.12.5
過熱水蒸気用排風機
チャンバーから排出される過熱水蒸気は、排出されると温度が下がり飽和蒸気になって排気ダクトが結露してしまいます。それを防ぎたいと言うお客様のご要望にお応えして、製作されたのが今回の『排風機』 これで安心!
2008.11.20
この治具(ノズル)は?
変な形のノズルですね。何に使うのかと、取付後を確認してみました。ありました、SHS用チャンバーの中に!今までの実験では過熱水蒸気を上部から当てていたのですが・・・今回は上下から当てるんですね。今回のお客様のご要望ですね、何を実験されるのかな?
2008.10.28
焼成実験 「Compo S2」
焼成実験の始まりです。 今回はお肉? コンベアーに載せられるところですね・・・中に入っていくと、遠赤外線で加熱されて、半分くらいまで進んだら、今度は過熱水蒸気で加熱されて・・・出てまいります。さてさて、ジューシー?こんがり?どんな変身をみせてくれるのでしょうか?
2008.9.18
過熱水蒸気発生装置「SHS Compo S4」
研究開発用途に「過熱水蒸気装置」を製作いたしました。
過熱水蒸気を使って実験をしてみたいという声にお答えして、製作にとりかかり、出来上がりました。皆様のお役に立てると嬉しいです。下はオプションのチャンバーです。チャンバーは用途に合わせて大きさ等変更可能です。
2008.9.5
何をしているのでしょう?
影絵遊びではありません。
実験データをPCで記録しているのですが、それを最近当社に仲間入りしたプロジェクターで壁に映し、説明しているところです。
2008.8.28
実験風景
HPを見てご相談にいらしていただきました。嬉し〜い(^0^)
それでもって、試作機製作&実験依頼をしていただきました。とても有り難いことです。感謝、感激!
この試作機3mあるんですよ。お客様から指示された長さですが、部屋の中におけるサイズで良かったです。
2008.7.25
試運転風景
社長の師匠より製作依頼をいただいて、2ヶ月・・・試運転まで漕ぎつけました。「タッチパネル」付きにバージョンup!